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2019年個人的ベスト5作品のレビューを各200文字以内で書く

 今年は、今年こそはやります。2017年以来2年ぶりの年間ベスト。

 

【ルール】
・毎年5作品選ぶ(音楽でもいいし、そうでなくてもいい)
・レビュー本文は200字以内(リンクのタグ・リンク先のURLは除く)
・レビューの後に文字数を記載する(Wordにて計測)
・順不同

 

では早速。

 

『えいがのおそ松さん』

アニメ『おそ松さん』の完全新作映画。深夜放送だからこそ許された破天荒の極みをそのまま映画にするのかと思いきや、さすがは天邪鬼な松野兄弟。まさかあんなにも悲しく切ない物語だとは思わなかった。いつものノリのギャグもあるけれど、あくまでも要素のひとつ。映画館で嗚咽を漏らしながら観た。レイトショーの最後列の端の席でよかった。今年いちばん泣いたかもしれない。あの子が幸せな気持ちになれたなら、それでいい。
(198文字)



EXTRUDERS『Hilltop Radio / Punch and Judy』

3年弱の沈黙を経て、7インチシングルを携え帰還したEXTRUDERS。機材を一新し、色味も青に統一され、骨組みは残しつつもさらにシンプルになった印象を受ける。旧作にはなかった横向きのリズムが実装され、ベースの自由度が上がったことで、表現の幅が広がった。甘くて冷たいウィスパーボイスと、柔らかく鋭く気ままなギターと、それらを崩壊ギリギリのラインで支えて形を保ち続けるドラム。声が出なくなるほど音に溺れる体験を貴方に。
(199文字)

(※昨日ちょうど長文レビューをupしたところなので、そちらもどうぞ。2100字ほどあります)

 

 

King Gnu『Sympa』

このご時世にタイアップ多数、ライブはソールドアウト連発、そして紅白歌合戦……と、快進撃続きのKing Gnuのメジャーデビュー盤(そう、まだメジャーデビューから丸1年経っていないのだ)。J-POPをやることをコンセプトとしているバンドであるが故、昭和から令和までを職人技でスタイリッシュに貫いたアレンジが光る。そして類稀な美声を持つ井口氏は、今まで表に出てきていなかったのが不思議なくらいの、もっと評価されるべき逸材。
(199文字)



Pot-pourri『Classic』

若き天才・sawawo氏が率いるPot-pourriの1stアルバム。アコースティックギターとスネアとシンバルの音をリアルタイムでパソコンに取り込み、リアルタイムでエフェクトをかけて吐き出すという、新種の「生演奏」を発明し実践したRyo Nagai氏の功績は大きい。フォークとアブストラクトの血から生まれた、2010年代最後の孤高の音楽。脂が乗った状態で2020年代に突入する彼らは今後どう進化していくのだろうか。目に(耳に)するのを楽しみにしている。
(197文字)



Fling Posse『Stella』

『ヒプノシスマイク』から生まれた珠玉の名曲。作者はAFRO PARKERの弥之助氏とESME MORI氏。「キャラソン」という括りになるのかもしれないが、この曲では基本的なキャラクター設定の上からさらに別のキャラクター設定を重ね、メタにメタを編み込んだリリックとなっている。絶望と未来を語る言葉を、アレンジと声優陣の名演でエモーショナルに飾り、そのまま宇宙に打ち上げたような、平成の終わりの傑作。ほら、あそこに希望の流星がひとつ。
(199文字)



 

それでは、良いお年を!

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